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静岡人インタビュー「この人」 上家信さん 静岡県富士山・南アルプス保全室長に就任

 リニア中央新幹線工事に伴う大井川の水問題で注目される南アルプスや富士山の保全活動に力を入れる。林業の技術職として入庁し治山や林業振興を担当してきた。環境局は4度目の勤務。千葉県生まれ。52歳。

上家信さん
上家信さん

 ―南アルプスの魅力は。
 「ユネスコエコパークに登録され、世界に誇る自然環境がある。ただ、一般の人には富士山よりも敷居が高いと思われ、近寄りがたいイメージがある。南アルプスの素晴らしさを情報発信し、まず身近に感じて、県民に足を運んでほしい」
 ―どのような取り組みを考えているのか。
 「一過性にならず、多くの人に継続して賛同してもらうようにしたい。南アルプスの自然は知られていない部分もある。今後、調査研究にも力を入れたい」
 ―3月に創設した南アルプス環境保全基金とは。
 「ふるさと納税を活用して寄付金を集め、理解を深めるきっかけにしてもらう。シカ食害から高山植物を守る防鹿柵設置、農業高との種子保存プロジェクト、保全の大切さを学ぶシンポジウム、ドローンを使った動画撮影などに使う」
 ―リニア工事への対応は。
 「リニア問題は環境保全の大きなくくりの中にある。リニアはリニア、保全は保全として進めていく」
     ◇
 昨年からジョギングを始めた。標高3千メートル級の現場に行く体力を養う。

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