ICT活用推進を議論 学校全体底上げ課題 浜松市総合教育会議

 浜松市は12日、市総合教育会議を市役所で開いた。鈴木康友市長や市教育委員が「教員の資質・能力の向上」をテーマに、ICT(情報通信技術)を活用した指導力向上などについて意見交換した。
 市教委の担当者が、ICTを使った授業や教員向け研修を担う「ICT支援員」の配置、各校で推進役となる教員「教育の情報化推進リーダー」の養成といった取り組みを説明した。今後の課題として、一部の教職員に限らず学校全体としての指導力の底上げ、学校の立地や業務状況に左右されない研修機会の確保を挙げた。
 委員からは「学校によって取り組みに差がある。柔軟性を持ち、どの学校も取り残されないようにしてほしい」などの意見が出た。鈴木市長は、ICT活用の効果を高めるためには実際に授業を行う教員向けの指導が重要との見方を示した。
 このほか、時代の変化に対応できる教員育成に向けた施策として、教育的需要が増加している発達支援教育や外国人児童支援に関する研修の実施について紹介もあった。
(浜松総局・草茅出)

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