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現地状況調査、対策へ 静岡河川事務所が職員を派遣 熱海土石流

 国土交通省静岡河川事務所は9日、大規模土石流が発生した熱海市に緊急災害対策派遣隊(TEC-FORCE)の隊員として向かう職員の出発式を静岡市葵区の同事務所で行った。

熱海へ出発した隊員ら=9日午前、静岡市葵区の静岡河川事務所
熱海へ出発した隊員ら=9日午前、静岡市葵区の静岡河川事務所

 派遣するのは、現地調査班の職員4人と運転要員の委託業者1人。隊員は15日まで滞在し、現地で活動する。安否不明者の捜索活動を支援するほか、被害拡大防止のためドローンなどを使って現地の状況を調査し、対策を講じる。
 立松明憲所長は「培った技術を存分に発揮して現場の状況に応じた対応を取り、復旧に尽力を」と激励した。高橋正信隊長は「二次災害が起こらないような対策をしっかり取りたい」と意気込みを語った。

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