⚽サッカー天皇杯3回戦 磐田貫禄、ホンダに完勝

 サッカーの天皇杯第101回全日本サッカー選手権(日本サッカー協会、Jリーグ主催、静岡新聞社など共催)は7日、ヤマハスタジアムなどで3回戦12試合を行った。

磐田―ホンダFC 前半27分、チーム2点目のゴールを決める磐田の小川航(9)=ヤマハスタジアム
磐田―ホンダFC 前半27分、チーム2点目のゴールを決める磐田の小川航(9)=ヤマハスタジアム
磐田―ホンダFC 後半12分、ゴールを決めるホンダFCの鈴木=ヤマハスタジアム
磐田―ホンダFC 後半12分、ゴールを決めるホンダFCの鈴木=ヤマハスタジアム
磐田―ホンダFC 前半27分、チーム2点目のゴールを決める磐田の小川航(9)=ヤマハスタジアム
磐田―ホンダFC 後半12分、ゴールを決めるホンダFCの鈴木=ヤマハスタジアム

 静岡県代表のホンダFC(JFL)とJ2磐田の県勢対決は、磐田が4―1で制した。
 3回戦の残り4試合は14、21日、8月4、18日。4回戦は8月18日などに行う。

 ▽3回戦
磐田(J2) 4(3―0 1―1)1 ホンダFC(静岡)
▽得点者【磐】ゴンザレス、小川航2、三木【ホ】鈴木雄

 【評】磐田が攻守で勝負強さを発揮し、ホンダFCを退けた。
 磐田は前半2分、ファビアンゴンザレスの個人技で先制。その後も鋭い出足でホンダの自由を奪い、両サイドから速攻を仕掛けた。小川が前半35分までに2得点するなど、2トップの活躍が光った。
 ホンダはボールを支配する時間も多かったたが、ラストパスの精度を欠くなどして好機はわずかだった。後半12分、鈴木雄のゴールで1点を返すにとどまった。


 ■〝天竜川決戦〟制す 
 磐田がホンダFCとの4年ぶりの“天竜川決戦”を制した。開始2分のFWファビアンゴンザレスの来日初ゴールと、FW小川航の2ゴールで前半3―0。ゴンザレスは「ダービーということは知っていたので、より集中して臨むことができた」と振り返った。
 楽勝ムードから一転、後半は防戦が続いた。12分はDFの背後を突かれて失点。その後も捨て身の相手にボールを奪えずに苦しんだ。3月の右大腿(だいたい)の負傷から先発復帰したMF小川大は「自分たちからアクションを起こすことも少なかった」と反省した。
 さらにアクシデントも発生した。後半から出場したDF森岡が相手にタックルした際に右足首を負傷し、交代を余儀なくされた。チームの快進撃を支える大卒ルーキー。DF陣は伊藤がドイツに移籍したばかりで、大井も負傷で前節3日の新潟戦を欠場している。
 森岡の負傷退場後は小川大を下げてしのいだが、鈴木監督には「オフ(ボールがない場面の動き)のマーキングがアバウトになった。改善したい」とDF陣の“代役”のアピールは物足りないと映った。前節に初めてJ2リーグ戦首位に立って臨む11日の山口との後半戦初戦は、チームの総合力が問われそうだ。
 (大山雄一郎)

 ■アマ最強軍団 快進撃止まる ホンダFC
 開始直後に浴びた先制パンチをきっかけに、ホンダFCの守備網は次々に破られた。「天竜川決戦」とファンも期待した磐田との大一番で、前半の3失点は重かった。
 磐田FWファビアンゴンザレスの「個の強さ」に圧倒された。前半2分、左サイドをドリブルで崩されて失点。2失点目は守備陣がゴンザレスに引き寄せられ、マークの甘くなった小川航に強烈なシュートを決められた。
 相手がペースダウンした後半はパスを連ねるホンダらしさをのぞかせたが、1点を返すのが精いっぱい。安部監督は「立ち上がりの失点が大きかった。前半はいつものことができていなかった」と振り返り、GK楠本は「相手には戦う姿勢があった。アマチュアの僕らが受けて立ってしまった」と悔やんだ。
 宿敵相手に完敗。ただ今大会も岐阜、横浜MのJリーグ勢を撃破して勝ち上がり、アマチュア最強軍団の存在感は示してみせた。「ホンダの看板を背負っている以上、プライドを持って戦っていかなければ」。指揮官はJFLに向けて気持ちの切り替えを強調した。
 (南部明宏)

いい茶0
メールマガジンを受信する >