手作り菓子でおもてなし 五輪フランス選手に静岡の味 鈴木学園学校生

 東京五輪に出場するフランスのテコンドー代表選手の事前合宿の受け入れを前に、静岡市葵区の鈴木学園中央調理製菓専門学校の学生が地元の食材を使って選手たちをもてなす菓子作りに取り組んでいる。2年生の有志約20人がコロナ禍で行動制限される選手にオリジナルスイーツを贈り、静岡の魅力を発信する。

生地をフィナンシェ型に流す学生ら=静岡市葵区の鈴木学園中央調理製菓専門学校
生地をフィナンシェ型に流す学生ら=静岡市葵区の鈴木学園中央調理製菓専門学校


 材料に抹茶やサクラエビ、しらす、葉わさびのほか、徳川家康が好んで食べたとされる浜納豆を選んだ。フランス菓子のマフィンやスノーボール、クッキーなどの生地に練り込む。約1週間で8種類のスイーツの完成を目指す。
 初日の6日は抹茶を使った焼き菓子の「フィナンシェ」を作った。学生は生地を混ぜる役、お湯の温度を測る役など、それぞれ役割を分担して作業した。生地をフィナンシェ型に流す場面では、出来上がりの大きさが均一になるよう同量の生地を慎重に流し込んで焼き上げた。
 小出奈那美さん(20)は「五輪選手に食べてもらえるのはうれしいが、同時に責任を感じる。工程が終わるごとに調理台をアルコール消毒したり、手を洗ったりして細心の注意を払った」と真剣な表情で話し、「お菓子を通して選手の皆さんに静岡の良さが伝われば」と相好を崩した。
 市のおもてなしプログラムの一環。完成したお菓子は17日にチームが公開練習する北部体育館で手渡す予定。
 (社会部・崎山美穂)

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