サッカー天皇杯 7日に3回戦 ジュビロ磐田VSホンダFC

 サッカーの天皇杯第101回全日本選手権(日本サッカー協会、Jリーグ主催、静岡新聞社など共催)は7日、3回戦に入る。J2磐田と本県代表のホンダFC(JFL)がヤマハスタジアムで激突する。J1清水は岩手県のいわぎんスタジアムで、J3岩手と対戦する。

天皇杯全日本選手権の磐田-ホンダFC
天皇杯全日本選手権の磐田-ホンダFC
パス回しのトレーニングを行うホンダFC=ホンダ都田サッカー場
パス回しのトレーニングを行うホンダFC=ホンダ都田サッカー場
天皇杯全日本選手権の磐田-ホンダFC
パス回しのトレーニングを行うホンダFC=ホンダ都田サッカー場


 ■最強アマ 真っ向勝負
 ホンダの安部監督はJ2磐田戦に向けた周囲の盛り上がりに感謝しつつも、冷静に大一番を見据えている。「『天竜川決戦』とか『HY戦争』とか言われるが、磐田はカテゴリーが二つも上。ライバル意識なんて全くないし、そんなに甘くない」。アマチュア最強軍団は挑戦者の気持ちを忘れていない。
 ホンダは県予選準決勝でJ3沼津を撃破。天皇杯に入ってからは初戦でJ3岐阜、2回戦でJ1横浜Mを倒して勝ち上がってきた。
 プロが相手でも、ボールサイドに人数を掛け、短いパスをつないで崩す戦術を貫く。「プロを越えるアマチュアであれ」の言葉を残して昨季退任した井幡前監督の時代から、相手を細かく分析したり、対策を練ったりすることはしていない。
 真っ向勝負にこだわってきた安部監督は「相手が磐田でも、自分たちのサッカーを表現することでしか勝機は見つからない」と話す。中盤の攻防で優位に立ち、ボールを握り続けたい考えだ。
 チームには、磐田に2-2からのPK戦で敗れた4年前の記憶が残る。DF鈴木雄は「僕たちにとって天皇杯は会社の方々も地域も盛り上がってくれる刺激的な大会。存在意義を示したい」と気持ちを高ぶらせる。
 (南部明宏)

 ■チーム底上げ テーマ
 J2磐田は6月9日、初戦の2回戦で3―0と快勝した十勝スカイアース(北海道)戦に続き、リーグ戦の先発を総入れ替えして臨むことが有力。鈴木監督は「J1復帰に向け、天皇杯は(リーグ戦に)出ていない選手を経験させながら、誰が出ても遜色ないサッカーができることを目指す」とチームの底上げをテーマとした。
 DFでプレーしていた伊藤がドイツ1部シュツットガルトに移籍し、守備陣のアピールが求められる。十勝戦に出場した磐田ユース所属のMF藤原ら若手の活躍も期待される。
 ホンダFCは前身のヤマハ発動機時代の最大のライバル。「天竜川決戦と呼ばれたホンダさんとの対戦は負けられない思いで戦っていた」と指揮官。天皇杯の直接対決では3戦全勝している相手に今回も勝ち、J1昇格にも弾みをつける。

 ■清水は岩手と 控え組の奮起 不可欠
 J1清水は2回戦でカテゴリーが五つ下の福山シティ(広島県代表)に1-0で辛くも勝利。再び格下の挑戦を受けるJ3岩手との戦いでは、貫禄をしっかりと見せつけたいところだ。
 リーグ戦に挟まれた日程での試合となり、ロティーナ監督は出場機会の少ない選手の起用を示唆。特に入れ替えの可能性が高い前線は自身のアピールも含めて奮起が欠かせない。故障者が目立つ最終ラインはリーグ戦との連続先発もありそうで、DF奥井は「相手を上回る試合の入りをすること」と序盤の戦い方を意識して臨む。
 岩手は2回戦でJ1仙台を1-0で破る金星を挙げた。J3リーグでは首位と勝ち点4差の6位につける。監督は元日本代表DFの秋田豊氏。

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