市民向け講演会「重い脳梗塞 減らしたい」 静岡市清水医師会などプロジェクト

 清水を日本で一番脳梗塞の少ないまちにしようと静岡市清水医師会などが進めている医療プロジェクトで、リーダーの笹野哲郎東京医科歯科大教授が3日、マリナート(同市清水区)で初めて市民向け講演会を行った。

講演する東京医科歯科大の笹野教授=静岡市清水区のマリナート
講演する東京医科歯科大の笹野教授=静岡市清水区のマリナート

 講演会は「心原性脳梗塞に対する先制医療の社会実装プロジェクト」との題。検診時の心電図検査を基に対象者をリモートでモニタリングし、重篤な心原性脳梗塞を引き起こす心房細動(不整脈の一種)の早期発見を目指す医療プロジェクトの概要を、集まった約150人の市民に分かりやすく説明した。
 笹野教授は「清水区内にはおよそ2千人の『隠れ心房細動』の人たちがいると推定される。毎年3千人の市民をモニタリングすることで、重い脳梗塞を減らしたい。医療費や介護費を減らすことにもつながる」と取り組みの意義を述べた。

いい茶0
あなたの静岡新聞 アプリ