静岡県内、23日から聖火リレー 22市町で280人 実行委、観客に密集回避呼び掛け

 東京五輪聖火リレーは新型コロナウイルス感染拡大に伴う1年延期を経て、23日から静岡県内で始まる。25日までの3日間、22市町25区間を舞台に計約280人が聖火をつなぐ。スポーツの祭典への機運醸成を図る一方で、感染防止対策に万全を期す必要があり、自治体や関係者は両立に苦慮しながらの聖火リレーとなる。

 大会組織委員会や県の実行委員会は、リレーの状況を伝えるインターネット中継の視聴を推奨し、沿道の観客には密集回避やマスク着用を呼び掛ける。各日の最終目的地で催す聖火到着の祝賀行事「セレブレーション」については事前予約者のみの入場とし、収容人数を当初計画の2分の1以下にする。
 浜松市では、感染状況を踏まえた市の要請に基づき中区での実施を取りやめ、北区の区間に統合する。中区を走行予定だった15人のランナーを北区のルートに組み込み、計21人で走る計画。北区の走行開始は10分早まり午前9時になる。
 聖火は宮城県から引き継ぎ、初日は湖西市を出発する。浜松、磐田、袋井、掛川、島田市と東進し、静岡市葵区の駿府城公園を目指す。2日目は牧之原市をスタートし、藤枝市や三島市などを通って沼津市のプラサヴェルデへ。最終日は伊東市から始まり、下田市、御殿場市などを経て、富士宮市の富士山本宮浅間大社に到着する。
 県内のランナーは、県選出枠の75人とスポンサー枠の207人を予定する。著名人ランナーにはアイドルグループ「ももいろクローバーZ」の百田夏菜子さん、俳優の広瀬アリスさん、別所哲也さんらが名を連ねる。
 (政治部・鈴木文之)

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