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静岡人インタビュー「この人」 後藤孝司さん 静岡刑務所長に着任

 長崎刑務所長や岡山刑務所長、加古川刑務所長を歴任し、4月に着任した。本県での勤務は初めて。県内で1971年に開催されたボーイスカウトの祭典「世界ジャンボリー」に、参加した経験があるという。大分市出身。60歳。

後藤孝司さん
後藤孝司さん

 ―抱負を。
 「収容者の逃走を防ぎ、刑務所内の規律・秩序を維持することが、われわれの使命。自治体や福祉と協力して受刑者の社会復帰を支援し、再犯防止の推進にも力を入れていきたい」
 ―職員に求めることは。
 「士気が高く、感心している。基本に忠実であることが大切。基礎をきっちりと身につけてほしい。建物と同じで、いくら着飾っても基礎がおろそかではうまくいかない」
 ―新型コロナウイルスの感染防止対策は。
 「手洗いや消毒をはじめ『3密』を避けることなどを徹底している。新規収容者は一定期間、隔離して健康観察をしている。職員には毎週末、感染防止のメッセージを個々に送り、注意喚起を図っている」
 ―地域との関わりは。
 「コロナ禍で、公園清掃の社会貢献活動が中断している。例えば刑務所内で、公共施設の車椅子を洗うといった活動ができないか考えている。社会に役立っている実感を持てれば立ち直りのきっかけとなりうる」
     ◇
 官舎から見える富士山の姿を日々楽しんでいる。
 (社会部・佐藤章弘)

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