静岡県高校総体陸上 棒高跳び親子3代V 浜松商高・鈴木天我さん 東海、全国に挑む

 浜松市中区の浜松商業高陸上部3年の鈴木天我さん(17)が、5月に袋井市で開かれた県高校総体の陸上棒高跳びで初優勝した。会社員で同部の外部コーチを務める父省吾さん(50)と、祖父良明さんも県総体の棒高跳びで優勝経験があり親子3代での快挙となった。三重県で18日に始まる東海大会に向けて最終調整に励む天我さんは「全国での入賞を目指し、全力を出し切りたい」と力を込める。

互いに賞状を持ち優勝を喜び合う鈴木天我さん(右)と父の省吾さん=浜松市中区
互いに賞状を持ち優勝を喜び合う鈴木天我さん(右)と父の省吾さん=浜松市中区
省吾さんの指導で棒高跳びの練習に励む鈴木天我さん=6月上旬、浜松市中区の浜松商業高
省吾さんの指導で棒高跳びの練習に励む鈴木天我さん=6月上旬、浜松市中区の浜松商業高
互いに賞状を持ち優勝を喜び合う鈴木天我さん(右)と父の省吾さん=浜松市中区
省吾さんの指導で棒高跳びの練習に励む鈴木天我さん=6月上旬、浜松市中区の浜松商業高

 6月上旬、同校グラウンドで省吾さんが見守る中、天我さんは黙々と跳躍をこなした。「跳んだ際に体とバーが離れてしまうのが課題。東海大会までに修正したい」。自身の跳躍を撮影した動画を繰り返し確認すると再び棒を握った。
 県総体では自己ベストに5センチ届かなかったものの、4メートル70センチの好記録で大会を制した。天我さんが生まれる前に亡くなった良明さんに「ここまで強くなったと報告したい」と表彰状を手に笑みを浮かべた。
 省吾さんは浜商OBで県総体第40、41回大会で優勝し、全国高校総体も制した。良明さんは県総体の第14回大会で優勝した。天我さんの2人の姉も棒高跳びや短距離選手として活躍した“陸上一家”だ。
 身長164・5センチと小柄ながらも、助走のスピードとバーに突っ込む勢いの良さが持ち味の天我さん。全国舞台への切符は東海の6位以内。「調子は上がっている。自信を持って、まずは東海で自己ベストを更新したい」と意気込む。
 (浜松総局・吉田直人)

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