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静岡人インタビュー「この人」 小割哲也さん 本年度県文化奨励賞を受賞した陶芸家

 富士宮市内で「無心窯」を構えて25年、織部焼や信楽焼の新たな姿を模索してきた。高校や地域の陶芸教室で指導するほか、県工芸家協会長として若手作家の育成、愛好家との交流など協会の活性化にも力を入れる。日展会友。51歳。

小割哲也さん
小割哲也さん

 ―受賞の喜びを。
 「尊敬する諸先輩の後に名を連ねることに驚いている。これまでの活動が認められてうれしい。その場を与えてもらったことにあらためて感謝したい」
 ―工芸の魅力とは。
 「もともと生活に根差して発展してきた。使い方や取り合わせを楽しみ、美術品として鑑賞することもできる。中でも、陶芸は作り手や使い手の趣向に合わせ、繊細なものからシンプルな作品まで幅広く懐が深い」
 ―県工芸家協会が果たす役割とは。
 「年1回の展覧会は単なる発表の場でなく、地方展ならではのきめ細かい取り組みができると考えている。2019年度に新設した実用部門は、出品者の間口が広がった。作家と画廊、愛好家を結び付け、交流の場、研さんの場となるよう、盛り上げていきたい」
 ―今後の抱負を。
 「自分が作り手だということがベース。周囲に支えられてさまざまな活動ができるのも作家だからこそ。私自身精進し、より良い作品を作っていきたい」
     ◇
 趣味は大型バイクに乗ること。
 (文化生活部・岡本妙)

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