富士にコロナ宿泊療養施設 静岡県内5カ所目、中等症受け入れ

 静岡県は14日までに、新型コロナウイルス患者の宿泊療養施設として新たに富士市のアパホテル富士中央店を確保した。今月中の稼働を目指す。医師による管理体制を強化して中等症患者も受け入れる機能を備える。関係者への取材で分かった。
 県は国の通知に基づき、1日の新規感染者が県内過去最多の127人(1月10日)の1・78倍に当たる226人になったケースを想定して対策を検討している。その場合、すぐに入院の必要がない中等症患者は病院以外で経過を見る事態が見込まれる。アパホテル富士中央店は患者が急変したら医師が速やかに駆け付けて対応する「健康管理体制強化型療養施設」として整備する。
 県によると、同ホテルは総客室数163。国は3月、感染者の健康管理を強化した宿泊療養施設の設置を都道府県に求めていて、同様の施設をもう1カ所確保する方針。
 県内の宿泊療養施設は軽症者や無症状者を受け入れてきた。静岡市葵区、浜松市中区、同市北区、裾野市の計4施設を借り上げ、計476室ある。

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