軽くて頑丈、強力固定 浜松の太悦鉄工、キャンプ用ペグを新開発

 精密・建設機械部品製造の太悦鉄工(浜松市東区)は、ジュラルミン製で軽さと頑丈さを兼ね備えたキャンプ用「フレペグ」を新開発した。独自の金属加工技術で平面とらせん形状を組み合わせて固定力を高め、一般的なペグの3分の2ほどの全長19センチに仕上げた。自社の電子商取引(EC)サイトを立ち上げて今月から販売している。

ジュラルミン製でらせん状が特長のキャンプ用フレペグを手にする太田悦雄社長=浜松市東区の太悦鉄工
ジュラルミン製でらせん状が特長のキャンプ用フレペグを手にする太田悦雄社長=浜松市東区の太悦鉄工

 同社は2015年、サッカーゴールやイベント用大型遊具などが簡単な作業で強力に固定できるフレペグを開発。全売上高の10%を占めるまでに成長させた。コロナ禍で部品製造の受注が減る中、キャンプ需要が伸びている状況に着目し、半年間かけて完成させた。
 回転しながら地中に入っていくらせんの角度を改良し、固い地面に真っすぐ打ち込め、抜けにくい構造を実現した。撤収時には容易に抜ける。1本56グラムと軽量かつ短身の設計で持ち運びやすくした。
 4本セットでシルバーが税・送料込み8600円、赤、青、黒各色が同9800円。初年度の販売目標は300万円。太田悦雄社長(62)は「機能に加えてデザインでも差別化を図り、新規需要に応えていきたい」と話す。
 (浜松総局・荻島浩太)

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