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静岡人インタビュー「この人」 永井伶旺さん 静岡県高校将棋選手権大会団体戦男子で優勝

 3人で行う団体戦で昨秋の新人戦に続き2大会連続の優勝を決めた浜松西高囲碁将棋部の部長。7月末に和歌山県で開幕する全国大会に出場する。元奨励会員。2年生。17歳。

永井伶旺さん
永井伶旺さん

 ―優勝が決まった時の心境は。
 「理想的な勝ち方ができうれしかった。相手の作戦を予想して、3人とも得意戦法で迎え撃つことができた。私の対局では、中飛車という作戦で事前研究の通りに対局を進められた」
 ―練習の工夫は。
 「部員全員、戦法を解説する定跡書を全て暗記するよう、何度も読み直すように心掛けている。時には人工知能(AI)を取り入れた将棋ソフトで最善手を研究した。個々では詰め将棋に力を入れている」
 ―奨励会と部活動の違いは。
 「自分の才能と将棋との向き合い方を考え、今春に奨励会を退会した。プロを目指す奨励会は孤独な戦いだったが、団体戦ではチームと勝利を味わえる喜びがある。経験を生かして部員の力を引き出したい」
 ―全国大会の目標は。
 「優勝を目指す。対局序盤からリードを広げ、心の余裕を持って戦い抜きたい。部長としては各対局で早めに勝ち、同時に対局が進む2人が安心して戦えるようにできれば」
     ◇
 振り飛車党。奨励会では藤井猛九段の直筆扇子を愛用した。
 (浜松総局・白本俊樹)

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