日本、セルビア破る 欧州勢相手に1―0逃げ切り サッカー国際親善試合

 サッカーの国際親善試合、キリン・チャレンジカップは11日、ノエビアスタジアム神戸で行われ、日本がセルビアに1-0で競り勝った。後半立ち上がりに右CKを谷口(川崎)がヘディングでそらし、伊東(ゲンク)がゴールを決めた。森保監督は就任後初の欧州勢との対戦で白星を挙げた。

日本―セルビア 後半、先制ゴールを決める伊東。GKライコビッチ=ノエビアスタジアム神戸
日本―セルビア 後半、先制ゴールを決める伊東。GKライコビッチ=ノエビアスタジアム神戸
試合後、言葉を交わす森保監督(左)とセルビアのストイコビッチ監督=ノエビアスタジアム神戸
試合後、言葉を交わす森保監督(左)とセルビアのストイコビッチ監督=ノエビアスタジアム神戸
日本―セルビア 後半、先制ゴールを決める伊東。GKライコビッチ=ノエビアスタジアム神戸
試合後、言葉を交わす森保監督(左)とセルビアのストイコビッチ監督=ノエビアスタジアム神戸

 日本は国際サッカー連盟(FIFA)ランキング28位。J1名古屋で選手、監督として活躍したストイコビッチ監督が率いるセルビアは25位。
 日本は15日にワールドカップ(W杯)アジア2次予選のF組最終戦でキルギスと対戦する。既に同組1位での最終予選進出を決めている。

日本 1(0―0 1―0)0 セルビア
▽得点者【日】伊東(後3分)

 【評】ボールを保持した日本が試合を優位に進め、1得点で逃げ切った。前半はゴール前でのプレー精度が低かったが、後半3分に右CKを谷口が頭でそらし、遠いサイドで伊東が詰めて先制。その後も背後のスペースを突いて数多くの好機をつくった。セルビアは前線の動きが少なく攻撃が単調で、攻守の切り替えや運動量でもやや見劣りした。

 ■CKから伊東先制弾
 日本は前半、身体能力の高いセルビアを崩せなかった。だが、後半3分に右CKからDF谷口(川崎)が頭で流したボールに飛び込んだMF伊東(ゲンク)が決めて先制すると、昨季はセルビアリーグでプレーしていた途中出場のFW浅野が41、43分と決定的なシュートを放つなど攻め込み、1―0で競り勝った。
 森保監督は「課題は残したが、強度の高い相手で、スペースもない中で選手がやるべきことをやった。ただ守っての1―0ではなく、2点目を奪いにいったことも評価したい」と話した。欧州勢との対戦は2018年7月のワールドカップ(W杯)で2―3と敗れたベルギー戦以来で、16年6月にブルガリアに勝った後は6連敗中だった。J1名古屋で選手、監督だったストイコビッチ監督が「セルビアは代表デビューの若手の選手もいたとはいえ、日本が内容も上回り、力を発揮した」と評した。
 7日のW杯アジア2次予選のタジキスタンに続いて先発したGK権田(清水)は、谷口とDF植田(ニーム)との連係も良く、相手にほとんど決定機を許さなかった。権田はタジキスタン戦で国際試合の無失点記録が9試合で途切れたが、「あの状況で失点したことを次につなげる。セルビアはどの選手も質が高く、この1試合は貴重」と話していた。欧州勢への無失点勝利を今後につなげる。
 (大山雄一郎)

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