居場所ない若者を援助 「ダイブ」(浜松市西区)14日始動 共同生活で自立後押し

 虐待や育児放棄などを受けた青少年の支援に取り組む浜松市浜北区の自立支援センター(森島一兆代表理事)は14日、同市西区篠原町に設立した自立援助ホーム「ダイブ」の運営を始める。家庭や児童養護施設を出た後、居場所を失った若者に生活の場を提供し、共同生活を通じて自立に向けた支援を進める。

運営開始に向け、施設関係者と最終調整を行う森島代表理事(左)=浜松市西区篠原町の自立援助ホーム「ダイブ」
運営開始に向け、施設関係者と最終調整を行う森島代表理事(左)=浜松市西区篠原町の自立援助ホーム「ダイブ」


 新施設は有料老人ホームとして利用されていた戸建て住宅を改修し、個室や共有のリビングスペースなどを整えた。利用料は食費や光熱費込みで月額3万円。新たな世界へ飛び込むのを後押ししたいとの思いから、「ダイブ」と名付けた。
 県内の児童相談所の紹介があり、義務教育を終えた15~20歳の男女6人を受け入れる予定。男性の受け入れは市内初という。保育士や社会福祉主事、児童養護施設の勤務経験者らスタッフが日替わりで常駐し、食事などの日常生活に加え、就学、就労をサポートする。
 自立支援センターの森島代表理事(55)は清掃管理業の会社を経営する中で、引きこもり経験者を積極的に受け入れるなど社会復帰を目指す人の支援を続けてきたことを踏まえ、「企業人としての経験を生かしながら、就労、社会的な自立を支える施設を目指したい」と抱負を語る。
 (浜松総局・足立健太郎)

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