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特集 : ものづくり最前線

AI搭載デジタルサイネージ自動ドア 共立アイコム(藤枝市) 来場者に応じ表示変更【静岡ものづくり最前線】

 自動ドアの両脇にあるモニターで情報を発信する。人工知能(AI)を備えたカメラも設置し、来場者によって表示画面を切り替えることが可能。川崎市の大学病院で6月末まで実証実験を行っていて、コロナ禍で入り口付近の混雑を緩和させることなどに効果を発揮している。

AIを搭載したデジタルサイネージ自動ドア=川崎市の大学病院
AIを搭載したデジタルサイネージ自動ドア=川崎市の大学病院

 NECのグループ会社や札幌市の自動ドア施工販売会社と共同開発した。共立アイコムは、デジタルサイネージに表示するコンテンツの制作や広報などを担当する。
 モニターは50インチの縦型で、ドア両脇の外側と屋内側に計4基を設置する。実証実験では、車いすの患者が通過する際に「ご注意ください」などの画面を表示している。通常時は消毒液や検温装置の場所を案内するほか、マスク着用の呼び掛けといった複数の画面を切り替えて示す。
 共立アイコムの担当者によると、目を引きつつも刺激が強くなりすぎないような色合いや光量の調整に苦心したという。病院関係者からは「入り口周辺が明るい雰囲気になった」と好評という。
 今後は商業施設や公共施設に売り込みを図る方針。AIの識別機能により、来場者の性別や年代に合わせてお薦めの商品を表示させることもできるという。

 企業情報 藤枝市高柳1の17の23。1954年に印刷会社として創立。従業員140人。

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