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静岡人インタビュー「この人」 川口敏彦さん ミャンマーの本来の姿を伝える写真家

 全国紙の写真部員時代にタイ・バンコクへの赴任を経験し、3年間アジア全域を取材した。2016年に退職し、1年半にわたりミャンマーに滞在。当時撮影したミャンマーの日常の写真の展示会を、東京や静岡市、沼津市で企画した。沼津市出身。57歳。

川口敏彦さん
川口敏彦さん

 ―なぜ写真展を。
 「クーデターが起き、ニュースなどで残虐な映像が流れている。ミャンマーという国が誤解されてしまうと思った。本来は美しく穏やか。展示することで多くの人に関心をもってほしかった」
 ―アジアに魅力を感じる理由は。
 「大学時代から訪れ、多様性があるところにひかれている。政治体制や歴史、宗教が多彩で興味深い。情勢が不安定な部分があるが、どの国も親切な人が多い」
 ―なぜ報道カメラマンを志したのか。
 「大学で日本史を学び、歴史の転換点を自分の目で見たいと思ったから。写真は現場に行かないと撮れない」
 ―伊豆市土肥に活動の拠点を置いているのは。
 「日本は人口減少が予想される。過疎化が進んでいく中、土肥は未来の姿を感じる場所といえる。そこで生活し、地元の人に教えてもらいながら、家庭菜園や魚釣りに挑戦している。食のありがたみを実感した」
     ◇
 最近、高級魚で知られる「アカハタ」を釣った。
 (東部総局・山本萌絵佳)

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