陽性判明時は軽症 浜松の自宅死亡高齢者【新型コロナ】

 新型コロナウイルスに感染し、自宅療養中だった高齢者1人の死亡を9日に発表した浜松市。市によると、療養施設の利用や入院を勧めたが、本人の希望で自宅療養となった。陽性判明時は軽症で、本人も、市側も十分に自宅で療養できると考えていたという。

 市によると、この高齢者は1人暮らしで、本人の電話以外に連絡先を把握していなかった。5月下旬に陽性が判明し、市は6月1日まで毎日、健康観察のため電話で聞き取りを行い、症状に異変は確認できなかったという。2日から連絡が取れず、4、5の両日に職員が自宅を訪ねたが応答はなかった。7日に再び訪ねた後、警察に連絡し死亡が確認された。
 連絡が取れなくなってから警察への連絡まで5日を要したことについて、市の担当者は「どの段階で警察に相談するか判断が難しかった」と話す。周囲の住民に感染が分からないように配慮する必要もあったという。市は今後、家族以外にも親戚や友人など複数の連絡先の確保に努めるとしている。
 市によると、9日現在の自宅療養者は99人で、このうち6人が1人暮らしの高齢者。
 一方、市内の感染者のうち、85人が医療機関に入院し、42人が宿泊施設で療養しているという。

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