浜松聖火リレー公道中止要請へ 感染リスク懸念 鈴木市長、川勝知事に

 鈴木康友浜松市長は8日、県庁に川勝平太知事を訪ね、新型コロナウイルスの感染リスクが懸念されるとして、同市中区の中心街で23日に予定されている東京五輪聖火リレーを公道では中止し、他の実施方法に変更するよう要請する。
 聖火リレーは東京五輪・パラリンピック組織委員会と県実行委が開催するため、知事に直接、再検討を要請することにした。関係者によると、代替案としては公園内などでの無観客開催や、ランナーが走らずに聖火を受け渡す「トーチキス」などが想定されるという。
 中区の聖火リレーは同日午前10時18分に市役所前を出発し、中心街の鍛冶町通りなどを経由する2・89キロのコースを39分間かけて走り、静岡文化芸術大前に到着する予定。市側は大勢の観客が詰め掛け、「密」状態になることを危惧している。
 同市では大型連休後に感染者が急増したことから、5月26日に市独自の感染拡大警戒宣言を発令し、市民に注意喚起している。市は国が定めるステージ4(爆発的感染拡大)の基準を下回った段階で解除する方針だが、依然解除時期の見通しは立っていない。
 (浜松総局・瀬畠義孝)

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