豊作で余る大根 廃棄せず活用 三島 親子ら収穫、味わう にしはらグループ

 豊作で出荷しきれずに余ってしまう大根の収穫体験・試食会が6日、三島市笹原新田の畑で開かれた。県東部を中心に飲食店を展開するにしはらグループが大根を買い取って開催し、親子ら20人が参加した。大根は持ち帰ったりその場で食べたりしたほか、同社が運営する「かつ銀」では期間限定の大根おろし食べ放題も開始した。

大きく育った大根を収穫する参加者=三島市笹原新田
大きく育った大根を収穫する参加者=三島市笹原新田


 JA三島函南によると、今年は天候に恵まれたことで大根の生育が良く、まれに見る豊作のため多くが出荷されずに畑に残されているという。品質は高く、「無料で構わないから持って行ってほしい」と農家から相談を受けていた。同社に話を持ちかけると一定の金額で買い取ってくれることになり、収穫イベントの開催に至った。
 収穫体験は山下幸宏さん(32)の畑で行われ、参加者は大根の葉をつかんで懸命に引き抜いた。太く大きな大根に「おっきい」と驚きの声も上がり、子どもから大人までが夢中になって収穫を楽しんだ。会場では大根を使った豚汁やバーニャカウダなどの料理が振る舞われ、旬の味を堪能した。
 同社の西原洋平社長は「三島のブランドでもある箱根西麓の野菜を捨てるのは申し訳ない。多くの人においしさを味わってもらいたい」と語る。
 (三島支局・金野真仁)

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