海鮮テークアウト、新静岡セノバに出店 沼津・かねはち

 水産卸・加工のかねはち(沼津市、杉本幸仁社長)は24日、沼津港の海産物などを使った料理のテークアウト専門店を静岡市葵区の新静岡セノバにオープンする。新型コロナウイルス感染拡大による外食や観光の自粛ムードが続き、水産卸や飲食事業が苦戦する中、「巣ごもり消費」を取り込もうと新業態に挑戦する。

「創作海鮮かねはち」の店舗イメージ
「創作海鮮かねはち」の店舗イメージ

 かねはちはコロナ禍で、注力してきた関東圏の飲食店向け水産品の卸売りや、沼津港とセノバにある直営飲食店の業績が大きく落ち込んだ。新たな収益確保を目指し、自宅で食事を用意する機会が増えた20~30代の働く女性や母親を主なターゲットにした小売り業態の店舗を企画した。
 新店舗では、海鮮丼やすし、総菜など約30種類を販売する。食材は毎日、沼津港から直送してセノバ内の直営飲食店で調理することで、新鮮な商品を用意。女性への訴求を図り、SNS映えするよう華やかな盛り付けも重視する。ウーバーイーツなどのデリバリーサービスの活用も検討している。
 小松正人専務(42)は「コロナ禍で増えているおうち時間を豊かにする商品を提供する。自分へのご褒美として多くの人に味わってもらいたい」と話している。

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