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特集 : ミカン

静岡県ミカン収穫量、全国2位に回復 20年産 11万9800トン

 農林水産省がまとめた2020年産ミカンの収穫量調査によると、静岡県の収穫量は11万9800トンで、裏年に加えてひょう被害が深刻だった19年産に比べ39%増となった。都道府県別の本県シェアは、和歌山(22%)に次ぐ16%となり、愛媛県(15%)を抜いて2年ぶりに全国2位に順位を上げた。

ミカン収穫量推移
ミカン収穫量推移

 「表年」に当たる18年産と比較した収穫量は5%増で、全国は1%減だった。10アール当たりの収量は7%増の2400キロ。収穫面積を示す結果樹面積は2%減の4990ヘクタール。農水省は、生産者の高齢化と労働力不足に伴う廃園が背景にあるとみる。
 品種別収穫量の内訳は、わせ温州が18年産比6%増の3万3800トン、普通温州4%増の8万6000トンだった。
 JA静岡経済連によると、20年産の1キロあたりの平均単価は前年比26円安の260円。例年は県産の市場シェアが高まる年明け以降も競合産地の出荷量が多く推移し、シーズン後半の価格の伸びが振るわなかった。
 (経済部・石井祐子)

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