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静岡人インタビュー「この人」 久保田武治さん アートを通じた地域振興に取り組む

 絶妙なバランスの石積み造形を作るロックバランシングアーティスト「石花久作」として活動する。静岡市葵区の市文化・クリエイティブ産業振興センターの公募展に入選し、13日まで同所で個展を開く。大河内地区集落支援員。59歳。

久保田武治さん
久保田武治さん

 -ロックバランシングを始めたきっかけは。
 「7年前に支援員になった時、安倍川の石を地域振興に役立てられないかと考えた。偶然ロックバランシングを知り、昼休みを利用して始めた。作品はSNSで発信している。安倍川や山への関心を高めるツールにもなる」
 -制作方法は。
 「用いる石の形や置き方はインスピレーションで決める。安倍川は石の形の種類が多いので面白い作品が作りやすい。完成したら写真を撮って崩して帰る。崩すまでがアートだと思う」
 -集中力の保ち方は。
 「立つわけがないと思う石がピタッと止まった瞬間はすごく気持ちがいい。その気持ち良さを求めながらやると集中できる。土日には富士川などで一つの作品に1時間以上、取り組むこともある」
 -抱負は。
 「石がある所に行くと宝の山に見える。奥が深いこの世界を多くの人に知ってほしい。誰も表現したことのないものを表現できたらとも思っている」
     ◇
 レザークラフト作家で、小物なども手掛ける。
 (文化生活部・鈴木侑季)

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