新・下田中学校にサーフィン部 2022年4月、全国2例目

 下田市立の4中学校が統合し、2022年4月に開校する新下田中に、全国でも珍しいサーフィン部を設ける方針が3日に市内で開かれた統合準備委員会で了承された。中学校のサーフィン部は20年4月、宮崎市立青島中で創部されたのに続き、全国2例目。サーフィンに適した海岸が多く、愛好者あこがれの地での創部に地元関係者から期待の声が上がる。

サーフィン部の練習場所に計画されている多々戸海岸。この日も、30人ほどがサーフィンを楽しんでいた=3日午後、下田市吉佐美
サーフィン部の練習場所に計画されている多々戸海岸。この日も、30人ほどがサーフィンを楽しんでいた=3日午後、下田市吉佐美

 サーフィン部は、新中学校の“目玉”として、検討してきた。サーフィンが東京五輪の正式種目に選ばれたことや、地元サーフィン団体の協力も得られたことから、準備を進めてきた。今年3月の統合準備委でも創部が提案されたが、説明不足が指摘され承認が持ち越されていた。
 市教委によると、平日は主に中学校に隣接する市営の屋内プールで練習し、土曜に海岸で実践練習する計画。市内の海岸は入り組んでいて、いずれかの海岸でサーフィンに適した風や波の状態となり、気象にも左右されにくいという。佐々木文夫教育長は「部活動をきっかけに、下田に移住する人が現れてくれれば」と期待する。
 創部に協力する日本サーフィン連盟の酒井厚志理事長(62)=同市在住=は「下田は最高の環境でサーフィンができる。世界の舞台で活躍する子どもたちが生まれてほしい」と夢を描く。同市のプロサーファー鈴木直人さん(55)も「子どもたちに海を通じて、地元の良さを知ってもらいたい」と願う。
 (下田支局・尾藤旭)

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