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特集 : 海の幸

釜揚げしらす山椒煮 四季の庵宮本(袋井市) 懐石料理、贈答に人気【静岡ものづくり最前線】

 福田漁港(磐田市)で水揚げされたシラスを甘辛く炊き上げたこだわりの品。山椒(さんしょう)のさわやかな香りが食欲をそそり、「ご飯が進む」と幅広い世代から好評を得ている。試行錯誤を重ね、2年かけて確立した独自の製法で軟らかく仕上げるのが特徴。家庭用のほか、友人への贈り物として重宝されている。

福田漁港で水揚げされたシラスを使用した山椒煮
福田漁港で水揚げされたシラスを使用した山椒煮

 本業の懐石料理店でコース料理の一部として提供していた。常連客からの要望を受けて今年5月から販売を開始した。当初から商品への問い合わせが多数寄せられていて、今後はインターネットでの販売も予定している。
 山椒煮の調理を一手に担うのは関西の料亭で修業を積んだ宮本裕充店主(58)。しらす本来の風味を生かすため、使用する調味料は酒としょうゆ、みりんのみ。調理法はシンプルだが、しらすの状態によって炊き方や加減などにも気を配るという。
 地元食材にスポットライトを当てることで、より多くの人にその魅力を知ってもらいたいとの思いから山椒煮を開発した。宮本店主は「若者を中心に和食離れが進んでいると感じている。(山椒煮が)改めて和食に関心を持つきっかけになってくれたらうれしい」と話す。

 企業情報 袋井市田町2の4の15。1999年創業。従業員15人。

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