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静岡人インタビュー「この人」 山下翔大さん 浜名湖養魚漁協「青鰻会」会長

 4月13日の総会で、県西部の若手養鰻(ようまん)業者でつくる会の代表に選ばれた。任期は2年間。家業の養鰻業とかば焼き料理店の経営に携わる。30歳。

山下翔大さん
山下翔大さん

 ―どのような活動を。
 「会員は24人。養殖技術を高めるのが最大の目的で勉強会や養鰻池の見学会、他産地との交流などに取り組んでいる。子供たちにウナギの食文化を伝えたり、資源を保護したりする活動にも力を入れている」
 ―本年度の事業計画は。
 「5月19日に浜松市内の幼稚園でウナギのつかみ取り体験を行った。6月にはコロナ禍の医療従事者に弁当を提供する。稚魚が遡上(そじょう)する河川の魚道整備、他産地とのオンラインによる意見交換なども計画している」
 ―養鰻業の現況は。
 「昨年は豊漁だったが、近年は稚魚の不漁で取引価格が高騰していた。後継者不足などで浜名湖周辺の養鰻業者も減っている。取り巻く環境は厳しいが、消費者の『おいしかった』という声を励みに頑張っている」
 ―抱負を。
 「自分より年上の会員が圧倒的に多いが、お互いに遠慮せず、意見を出し合って会を盛り上げたい。浜名湖周辺の養鰻業は120年続く伝統産業。先人の思いを引き継ぎ、次の世代につなげたい」
     ◇
 清水エスパルスのファンで、自身もサッカーを楽しむ。
 (浜松総局・杉山諭)

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