2023年「どうする家康」 大河ドラマ館整備を検討 浜松市議会代表質問、鈴木康友市長が方針

 鈴木康友市長は、徳川家康が主人公になる2023年の大河ドラマ「どうする家康」の放送に向け、誘客を図る大河ドラマ館の整備を検討する方針を示した。地域を盛り上げるため、今年中に官民連携組織を設置する考えも明らかにした。斉藤氏への答弁。
 新型コロナウイルスの影響が長期化する中、ドラマが「地域経済を活性化させる起爆剤になると考えている」と述べた。「おんな城主 直虎」の放送終了後は観光客が減少したことを説明し、「継続的に観光需要を取り込む必要がある」と述べた。
 斉藤氏は、浜松城天守閣から、現実の風景に合わせて江戸時代などの景色を楽しめるアプリを提案。鈴木秀司観光・ブランド振興担当部長は、復元した戦国時代のCGの活用や、合戦の様子を再現したコンテンツの作成を検討するとした。
 三方ケ原の戦いから450年の節目を迎えるのを前にした来年12月に、シンポジウムの開催や、天竜区の高根城や二俣城など武田軍の侵攻経路を巡るツアーの実施なども検討する。
 (浜松総局・白本俊樹)

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