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静岡人インタビュー「この人」 杉原徳彦さん ワイシャツやTシャツを紙に再生する社会貢献プロジェクト

 繊維の循環システムを生み出す場として全国規模で発足したサーキュラーコットンファクトリーの第1弾活動。綿100%の白色を対象に、社長を務めるクリーニング業「浜松白洋舎」の8店舗で持ち込みを受け付ける。再生紙を題材にした教育授業も浜松市の小学校で展開する計画。49歳。

杉原徳彦さん
杉原徳彦さん

 -取り組みの狙いは。
 「服をきれいにするために環境に負荷をかけてしまっては意味がない。繊維ごみをなくす仕組みの必要性が高まる中、50周年を迎えるのを機に一歩踏み出し、国連が掲げる持続可能な開発目標(SDGs)に貢献する新たな挑戦にしたい」
 -回収目標と計画は。
 「綿約200グラムでA4用紙8枚ができる計算で、ワイシャツ100枚は集めたい。授業で使った再生紙に児童自身の夢や、着ていた父親宛ての手紙を書いて還元してくれたらうれしい」
 -着古した子供服を店舗で回収する事業も始めた。
 「海や肌に優しい生分解性洗剤で洗って『洗着(せんぎ)』として本社の篠ケ瀬店に並べ、必要とする人に330円で買ってもらう仕組み。長期的に続ける」
 -今後の意気込みを。
 「全て子どもたちの未来に関わり、今こそ動くべき試み。全従業員が意義を理解し、利用者や地域などの協力を得ながら進めたい」
     ◇
 アウトドアやジョギングが好き。繁忙期は工場でアイロン掛けを担う。
 (浜松総局・荻島浩太)

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