早期認知症 共生と予防へ 浜松で学会、シンポや講演

 日本早期認知症学会の第21回大会(静岡新聞社・静岡放送後援)が29日、浜松市中区のホテルコンコルド浜松で開幕した。オンライン配信を導入し、「共生と予防実現への架け橋」をテーマにシンポジウムや特別講演を行った。30日まで。

オンライン配信も導入して開かれた日本早期認知症学会の第21回大会=浜松市中区のホテルコンコルド浜松
オンライン配信も導入して開かれた日本早期認知症学会の第21回大会=浜松市中区のホテルコンコルド浜松

 浜松医科大の宮嶋裕明名誉教授ら3人の脳神経内科医によるシンポジウムは、レビー小体型認知症などにおいて、異常なタンパク質の蓄積が神経機能の低下をもたらすメカニズムを解説した。宮嶋名誉教授は「錯覚などの症状が30~40代から出ることがある。周囲の人は否定をせずに話を聞き、安心感を与えてほしい」と強調した。
 奥山恵理子大会長と順天堂大の新井平伊名誉教授を座長とするシンポジウムでは、早期認知症の予防と診断、治療に必要な知識や心構えなどを、医師や看護師らがそれぞれの経験を交えて議論した。
 県内開催は2013年以来2回目で前回も浜松で開いた。最終日はシンポジウム「運動療法の最近の話題」や市民公開講座を行う。

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