地元特産品でジェラート 小笠原製茶(牧之原市)、添加物なしで自然の甘み【しずおかMIRUIプロジェクト】

 茶の栽培、加工を手掛ける1924年創業の老舗。地元の生産者と協力し、イチゴや伝統産業の塩など、牧之原の豊富な特産物を使ったジェラートを開発する。糖質を抑え、添加物不使用にこだわり、名産品としての定着を目指す。

牧之原の特産品を使ったジェラート。添加物不使用にこだわった
牧之原の特産品を使ったジェラート。添加物不使用にこだわった
小笠原仁美さん
小笠原仁美さん
牧之原の特産品を使ったジェラート。添加物不使用にこだわった
小笠原仁美さん

 事業を担当する小笠原仁美さん(38)は第三子を妊娠中に糖質管理に苦労した経験から、つわり中でもおいしく食べられる健康食品の重要性を痛感し、自社製の健康食品開発を思い立った。
 趣味の旅行で夫の一智さんと各地の特色を生かしたジェラートを楽しんだ経験から、牧之原の特産品を使った商品作りに取り組む。
 牧之原は肥沃(ひよく)な台地に恵まれ、多様な野菜や果物を収穫できるが、特色ある加工品が少ない面もあるという。仁美さんは「年間を通して全国に出荷できるようなジェラートを開発し、特産品PRにつなげたい」と話す。
 ジェラートはミルク味をベースにして、ブランドイチゴ「静波レッド」や、相良の天然塩、ほうじ茶などをフレーバーに使う。砂糖や卵、添加物不使用にこだわった。こんにゃく粉を使って粘りを出し、植物由来の甘味料を使用する。
 自社生産する深蒸しの一番茶を使ったジェラートも開発した。抹茶とはひと味違う色合いや渋みを感じつつ、独特の甘みを楽しむことができる。
 夏場を控え、青島ミカンのシャーベットを開発中。濃い味わいと甘みや酸味の調和がとれた地元のミカンを使い、風味を工夫した。
 クラウドファンディングで調達する15万円は、シャーベットの開発やPRに活用する。
 仁美さんは「子どもから高齢者まで安心して食べられるジェラートを通して、牧之原に興味を持ってくれる人が増えれば」と期待する。

 クラウドファンディング
 目標額 15万円(6月終了予定)
 返礼品 ジェラート、新茶セット

 ◇会社概要 創業1924年

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