全国品評会へ茶製造 昨年産地賞の川根本町、香り確かめ蒸し調整

 昨年の全国茶品評会で産地賞を受賞した川根本町の茶業振興協議会は4日まで、ことしの品評会に出品する茶製造を行っている。3日は川崎好和さん(松島園)、小平史郎さん(小平園)が丹精込めて育てた生葉が町農林業センターに届き、5~6時間かけて荒茶を製造した。

品評会向けの茶製造に取り組む関係者=川根本町農林業センター
品評会向けの茶製造に取り組む関係者=川根本町農林業センター

 川崎さんは樹勢を生かした「自然仕立て」の茶園で手摘みした40キロ、小平さんは機械で刈り取った120キロをそれぞれ持ち込んだ。協議会のメンバーが香りを確かめながら蒸し具合を調整し、もみや乾燥など複数の工程を経て茶葉を仕上げた。
 町内で品評会出品茶の栽培に取り組むのは6人。ことしは天候に恵まれたものの「寒の戻りがあって芽伸びが進まず、摘採時期の見極めが大変だった」(JA大井川の横道将さん)という。昨年の品評会普通煎茶4キロの部で1等2席を獲得している川崎さんは「さまざまな気象条件に耐えられる茶づくりをしてきた。自然相手ではあるが、理想に近いお茶を届けたい」と話した。

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