大地の“物語”感じる絶景 伊東・城ケ崎海岸を歩く【伊豆 海ジオ④】

 幾重にも連なるごつごつとした岩肌を進むと、眼下に足がすくむような断崖絶壁が広がった。伊東市の大室山から流れ出た溶岩が、複雑で雄大な海岸線を織り成した城ケ崎海岸は伊豆半島ジオパークを象徴するジオサイトだ。

大室山から流れ出た溶岩が形成した城ケ崎海岸=伊東市
大室山から流れ出た溶岩が形成した城ケ崎海岸=伊東市
伊東・城ケ崎海岸
伊東・城ケ崎海岸
大室山から流れ出た溶岩が形成した城ケ崎海岸=伊東市
伊東・城ケ崎海岸

 富戸港から2本のつり橋を経て八幡野港に至る沿岸には、「ピクニカルコース」「自然研究路」と名付けられた全長9キロのトレッキングコースが設定されている。舗装など人の手がほとんど入っていない遊歩道だ。険しい区間もあるが、伊豆城ケ崎海岸活性化委員会会長の仲祐介さん(40)は「ジオの自然と成り立ちの“物語”を感じられる。何よりも相模灘を望む絶景は最高」と確信する。
 目の前の海はダイビングの名所。ショップ経営の仲さんは2013年、ダイバー仲間と独自に「ジオマリンガイド」を立ち上げ海中も案内する。「歩いてから潜ってもいいし、潜ってから歩いてもいい。陸と海の両方の魅力を知れば、もっと城ケ崎海岸を楽しめるはず」と自信を見せる。
 (伊東支局・山本一真)

SNSでシェアするSHARE

いい茶0