旧日向別邸保存、活用を 建築家タウト設計、5月9日まで「幻の地下室展」

 熱海市春日町の国重要文化財「旧日向別邸」と、同邸の地下室を設計したドイツ人建築家ブルーノ・タウトの魅力を紹介する「幻の地下室展」が9日まで、同市東海岸町のホテルミクラスで開かれている。

旧日向別邸の地下室について解説する矢崎代表(右)=熱海市のホテルミクラス
旧日向別邸の地下室について解説する矢崎代表(右)=熱海市のホテルミクラス


 地下室の社交室や和客間などの写真パネルやタウト直筆の設計図などを展示し、タウトが愛した和文化の美しさを紹介している。ホテル周辺のジャカランダプロムナードや糸川ブーゲンビリア遊歩道などの観光スポットも併せて紹介している。
 地下室展は、来年4月にリニューアルオープンする同邸の保存と活用の機運を高めようと、市民有志でつくる「熱海ブルーノ・タウト連盟」(矢崎英夫代表)などが企画した。
 同連盟は旧日向別邸の歴史などを無料で学べるオンライン講座「タウト塾」も配信中。1日には同邸がある東山地区をテーマにした講座をリリースした。25日には同邸に隣接する国登録有形文化財「東山荘」で地域住民らの座談会も行う。矢崎代表は「タウトに対する市民の関心を高め、旧日向別邸を核にしたまちづくりに参加してくれる人を増やしたい」と話している。
 (熱海支局・豊竹喬)

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