東京五輪聖火リレー 静岡県内走者75人を公表

 新型コロナウイルスの影響で延期された東京五輪聖火リレーに関し、静岡県実行委員会は29日までに、県内区間を走る県選出枠のランナー75人を公表した。公募ランナーは61人で、病死した熱海市の男性を除いて同じ人選とし、補欠だった同市職員加藤瑠璃子さん(36)を新たに選んだ。推薦ランナーは県内ゆかりの著名人4人と中高生グループ1組10人の計14人で延期前と変更はない。

聖火リレー静岡県実行委員会選出ランナー
聖火リレー静岡県実行委員会選出ランナー

 県内の五輪聖火リレーは6月23~25日、22市町の26区間を巡る。3月に発表した実施概要に現時点で変更はないが、県は「県内の感染状況によっては組織委員会に諮り、リレーの実施方法を変更する可能性はある」とした。感染拡大防止を理由に公道でのリレーを見合わせ、聖火の到着を祝う式典「セレブレーション」のみ実施する案がある。
 リレーの人選は延期前に決めたランナーを原則維持した。内訳は男性45人、女性30人。このうち障害のある人は19人で、全体の4分の1を占める。最年少は藤枝市の植田心子さん(13)と静岡市の国分遼平さん(13)、最年長は同市の市川綾子さん(90)。
 新たに出場が決まった加藤さんは、県を通して「ランナーとして参加することで友人や職場、地域の子どもに、大会への関心を持っていただけると思う」とコメントした。
 推薦ランナーを務める著名人は、アイドルグループ「ももいろクローバーZ」の百田夏菜子さん(26)=浜松市出身=ら。観客の密集による感染拡大を防ぐため、公道以外の場所を走るという。
 1組10人のグループランナーは、19年の全国中学校体育大会陸上男子400メートルリレーで優勝した当時の町立吉田中陸上部員4人など。
 県選出枠にスポンサー選出枠を加えた総ランナー数は282人となる。
 (政治部・鈴木文之)

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