中部横断道、9月に全線開通へ 静岡―山梨間

 中部横断自動車道の静岡県と山梨県を結ぶ区間が9月に全線開通する見通しになったことが27日、関係者への取材で分かった。地盤が想定外に悪かったことなどから開通延期を繰り返していた。全線開通によって、首都圏と中京圏を結ぶ大動脈となっている東名・新東名高速道と中央自動車道が、南北の高速道路で直結し、物流などのアクセスの飛躍的な向上が期待される。

中部横断自動車道の整備状況
中部横断自動車道の整備状況

 中部横断道は長野県小諸市から静岡市清水区までを南北に結ぶ高速道路。静岡―山梨間は当初、2017年度の開通を予定していたが、掘削土から重金属が検出されるなど工事が難航し、これまで3度延期された。
 山梨県内の下部温泉早川インターチェンジ(IC)と南部ICの区間13・2キロが未開通となっていて、昨年12月にこの区間のトンネルでコンクリートのへこみやひび割れなどの施工不良が見つかった。国土交通省は開通時期への影響を検討していた。
 同横断道は新東名新清水ジャンクション(JCT)と南部IC間、中央道双葉JCTと下部温泉早川IC間は開通済み。国交省と中日本高速道路が分担して整備した。

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