お茶愛♡ツイート、八十八夜まで毎日更新 静岡県生まれのヒーロー「茶神888」

 日本茶の文化を盛り上げる静岡県生まれのヒーロー「茶神888(サジンハチジュウハチヤー)」がツイッターで静岡県内の茶園やお茶の魅力を紹介しながら、八十八夜までのカウントダウンを続けている。約1年前から毎日更新し、5月1日の八十八夜まであとわずかに迫った。

茶園の協力でカウントダウン用の写真を撮影する茶神888(右)と岡あつしさん
茶園の協力でカウントダウン用の写真を撮影する茶神888(右)と岡あつしさん
カウントダウンツイート(提供写真)
カウントダウンツイート(提供写真)
カウントダウンツイート(提供写真)
カウントダウンツイート(提供写真)
茶園の協力でカウントダウン用の写真を撮影する茶神888(右)と岡あつしさん
カウントダウンツイート(提供写真)
カウントダウンツイート(提供写真)

 2020年5月2日の「八十八夜まであと364日」のツイート以降、県内各地に現れては茶園でポーズを取る自身の画像と共に、超ポジティブなせりふをつぶやき、茶園を取り巻くさまざまな人や景色の魅力を発信している。
 ユニークなツイートの合間にお茶への愛情を大真面目に語る誠実さも人気の理由。
 <茶の良さの一つは『こうじゃなきゃダメ』が少ない所だ。蒸したり、いったり、発酵させたり、粉にしたり、試したことない角度はないのではなかろうか。しかもそのどれにも先人が、名手がいて美味しくするのはたまらんね>
 <茶畑で花があると美しいかもしれん、しかし散った花が灰色かび病という病気をもたらす事がある。人の手の茶園には花が少ない理由の一つだ>
 こうしたツイートに1万人を超すフォロワーも即座に反応し、交流を楽しんでいる。
 神出鬼没のヒーローに帯同し写真撮影するのは、〝相談役〟の岡あつしさん。元県職員で、茶業農産課長などを務めた。「ツイートを通し、今までアプローチが難しかった全国の若い世代が茶文化に興味を持ってくれている」と手応えを口にする。
 「対面イベントも無くなる中、少しでも新型コロナウイルス禍の茶業界の役に立ちたかった」と茶神888。「お茶シーズンだけ注目されがちな茶産地の様子を1年間を通じて全国に発信できた。実際にお茶を買ってくれた方がいたのがうれしかった」と振り返る。
 八十八夜当日はツイッター上で別の試みを用意しているという。
 (社会部・鈴木誠之)

 茶神888(サジンハチジュウハチヤー) 2009年、いずれも当時20代だった菊川市出身の芸術家、野中迪宏さんと掛川市の蔵下大さんのコンビが生み出したご当地ヒーロー。大型店や劇場でのヒーローショーや幼稚園・保育園へのお茶の寄贈、飲酒運転根絶の取り組みなど、さまざまな活動を通して日本茶や茶文化の魅力を発信している。12年に世界緑茶協会のO-CHAパイオニア賞受賞。決めぜりふは「飲もうぜ、お茶!」。

 

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