遺体女性の年金窃盗、女に懲役5年求刑 静岡地裁浜松支部公判

 浜松市天竜区の山中で遺体で見つかった女性=当時(83)=とその息子=当時(55)=から預かったキャッシュカードを使い2人の年金を不正に引き出したなどとして、窃盗と詐欺の罪に問われている同市東区の無職の女(49)の論告求刑公判が22日、静岡地裁浜松支部で開かれた。検察側は懲役5年を求刑。弁護側は減刑を求め、結審した。
 論告で検察側は「知人の男に犯行を依頼して、利得を独占した首謀者」と指摘して、「カードを預けた親子からの信用を悪用した」と断じた。
 弁護側は「罪を認め、被害弁償の気持ちもある」などと情状酌量を求めた。
 被告は女性の死体を山中に遺棄したとして、死体遺棄容疑で逮捕され、その後、同容疑については嫌疑不十分で不起訴処分になっている。
 起訴状などによると、被告は知人の男(48)=窃盗と詐欺の罪で有罪=と共謀の上、2018年6月~20年4月、親子のカードで現金約490万円を引き出して盗み、19年7月~20年3月に自動車販売会社から自動車3台(計325万円相当)をだまし取ったされる。

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