動画でおでかけ気分〈掛川・掛川城〉防御の仕掛け随所に

 掛川市中心部にそびえる掛川城。城郭に入ると「東海の名城」とうたわれる真っ白な外観が目に飛び込む。戦国武将の山内一豊が築いた天守閣は、江戸時代の安政の大地震で大半が損壊。しかし1994年、市民の寄付により日本初の本格木造天守閣として再建された。
 敵に石をぶつけるための床の穴「石落とし」、敵を不意打ちするために武者が隠れる秘密部屋「武者隠し」。城内の随所に防御の仕掛けがある。
 天守閣そばに残る「霧吹き井戸」には戦国時代、今川氏真が籠城した際に井戸から上った霧が城を包み、徳川家康の攻撃から城を守ったという伝説が残る。掛川城が別名「雲霧城」とされるゆえんだ。忍者ガイド小沢孝司さん(73)によると、現在でも冬の雨天翌日に晴れるなど、一定の条件がそろうと霧が城を包む日があるという。
 御殿では、御城印、遠州木綿マスク、フィギュア置きなどとして使える「ミニ畳」など土産物も販売している。
 (未来戦略チーム・鈴木美晴)

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