清水エスパルス、決定力欠きドロー サッカーJ1リーグ第10節

 明治安田J1リーグは18日、各地で第10節の残り4試合が行われ、清水はG大阪と0―0で引き分けた。

G大阪―清水 後半、ゴール前に迫る清水・西沢=大阪・パナスタ
G大阪―清水 後半、ゴール前に迫る清水・西沢=大阪・パナスタ


①パナスタ▽観衆4819人
G大阪 1勝3分け2敗(6)0(0―0 0―0)0 清 水 2勝4分け4敗(10)

 【評】清水は押し込む時間を長くつくったものの、1点が遠かった。
 序盤から主導権を握り、チアゴサンタナを中心に積極的にシュートを放ったがネットを揺らせず。前半20分、41分にはG大阪にポスト直撃のシュートを放たれるなどピンチもあったが、無失点で折り返した。
 後半もペースを握ったが、ゴール前での精度を欠いた。終盤は相手に決定機をつくられたが、守備陣を中心に集中力を切らさなかった。

 ■押し込むも1点遠く 無失点守備には光
 「思っていることを選手が表現できたことには満足している」とロティーナ監督が振り返ったように、攻撃の勢いでは清水に分があった。欠けていたのはゴール。直近3試合でわずか1得点の決定力不足が重くのしかかり、均衡を破れないまま90分間を終えた。
 前節神戸戦でも効果を発揮した前線からの守備でリズムをつかみ、ボールを支配しながら攻撃を組み立てた。後半も両サイドを使いながらG大阪のゴール前に迫った。ただ、相手の守備網を崩しきれず、フィニッシュも枠をとらえられない。3試合ぶり先発のMF西沢は3本のシュートを放ちながら空砲に終わり、「精度にこだわらないといけない」と唇をかんだ。
 課題が明確になった一方で、守備面は6戦ぶりの無失点。ポスト直撃のシュートを2本打たれるなど危ない場面もあったが、リーグ戦5試合ぶりに出場したDF立田は「チームの守備の理解力はすごく上がっている」と手応えを口にする。
 リーグ戦10試合を終えて勝ち点は10。シーズンを通じて低空飛行を続けた昨季は上回るが、暫定14位と下位4チームのJ2降格圏もちらつく。「チームとしては上向き」と立田。敵地で持ち帰った2戦連続の勝ち点1の真価は、今季まだ勝ちのない次節のホーム戦で問われることになる。
 (市川淳一朗)

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