清水エスパルス新戦力、攻守でチームけん引 昨季主力も奮起誓う

 J1清水は11日の神戸戦でリーグ戦の約4分の1を終えた。積極補強を行って臨んだ今季、ここまで新戦力が攻守の核となりチームをけん引している。18日からは週に2試合をこなす7連戦に突入。大熊清ゼネラルマネジャーが「(加入組と)良い化学反応を起こしてくれれば」と願う既存選手の奮起も待たれる。

神戸戦の前半、ヘディングシュートを放つ清水の新加入FWチアゴサンタナ(左から3人目)。最前線で攻撃をけん引する=神戸・ノエスタ
神戸戦の前半、ヘディングシュートを放つ清水の新加入FWチアゴサンタナ(左から3人目)。最前線で攻撃をけん引する=神戸・ノエスタ


 ここまでリーグ戦全試合に先発しているのは3選手。GK権田、DF鈴木義、FWチアゴサンタナのいずれも新加入組だ。権田、鈴木義は自陣のゴールを守る壁となって奮闘。9試合13失点は権田が開幕前に目標に掲げた「1試合1失点以下」を達成できていないが、1試合平均2失点以上だった昨季からの変化は見せている。チアゴサンタナは屈強な体を武器に、最前線の球の収めどころとして機能。チーム最多タイの2得点を挙げている。
 チアゴサンタナと2得点で並ぶのも新戦力のMF中山。自慢の俊足で縦への速さをチームにもたらす。サイドバック、センターバックを担うMF原、けがで離脱するまで全試合に先発していたDF片山もロティーナ監督から厚い信頼を寄せられる新顔だ。
 一方で、指揮官の目指すサッカーへの適応に苦しむのがMF西沢、金子、DF立田といった昨季の主力。いずれも先発は2試合にとどまり、ベンチ外も経験した。サイドMFに入る西沢、金子は求められる役割と自身の特長の兼ね合いで模索を続ける。立田は今の課題にプレーの堅実さを挙げた上で「自分が入って何かをしてやるというイメージは持っている」と巻き返しを誓う。
 (市川淳一朗)

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