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特集 : ジュビロ磐田

伊藤、小川航 J2磐田「東京五輪世代」苦境 先発3試合止まり

 J2磐田の“東京五輪世代”が苦境に立たされている。昨季はチーム最長の出場時間を誇ったMF伊藤洋輝(21)は今季7試合中先発が3試合にとどまる。昨季9得点のFW小川航基(23)は2月28日の琉球との開幕戦に先発したが、その後はベンチスタートが続き、まだ得点がない。

定位置奪回へ、アピールを続ける磐田の小川航(左)と伊藤(右)=ヤマハ大久保グラウンド
定位置奪回へ、アピールを続ける磐田の小川航(左)と伊藤(右)=ヤマハ大久保グラウンド

 意地の一撃だった。前節10日の松本戦。左サイドのMFで途中から起用された伊藤は終盤に右クロスを受けると、利き足と逆の右足を振り抜いた。今季初ゴールだったが、笑顔すら見せなかった。「もうすぐ22歳。サッカー人生はそれほど長くない中で70分ベンチにいた悔しさはある。その前(4日の岡山戦)はずっとベンチで、それが今の評価。自分の価値を高めようとしている中で点を取れたことは良かった」と振り返った。
 ボランチが本職だが、昨季に続いてDFなどでの起用が続く。伊藤は「最近の練習試合で15分間ボランチをやらせてもらい、いろいろなポジションをやった経験が培われていると感じた」と技術向上と定位置奪回への意欲は失っていない。
 小川航は、3試合連続得点と好調のFWルキアンの陰に隠れ途中出場が続く。だが、試合では決定的なシュートを放つなど存在感を放っている。鈴木監督は「練習から意識高くやってくれている。ボールを奪うときにアクションを起こすことに関し、いいイメージを持っている」と現状打破への一歩を踏み出すことを期待。チームにとって最優先であるJ1昇格は、若手の成長がなければ見えてこない。
 (大山雄一郎)

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