「ゆるキャン△」効果でファン拡大 掛川・丸山製茶、スイーツ人気【新茶特集】

 丸山製茶(掛川市)のグループ会社が運営する小売店「日本茶きみくら本店」が、キャンプを楽しむ女子高生らを描いた漫画「ゆるキャン△」に登場したことで注目を集めている。4年前の漫画発売で客足が伸び始めたが、アニメが放映されたことし初め、人気に火が付いた。運営会社「きみくら」の藤本安利統括部長は「将来、新茶摘み取りなどの体験も企画し、若いお茶ファンを拡大していきたい」と意気込む。

漫画にも登場し、人気が高い抹茶ティラミスと緑茶のセット=9日、掛川市の「日本茶きみくら本店」
漫画にも登場し、人気が高い抹茶ティラミスと緑茶のセット=9日、掛川市の「日本茶きみくら本店」

 消費者に気軽にお茶を楽しんでもらおうと2009年に開店した。1階は茶葉や菓子の販売スペース。2階では「茶寮」としてお茶やスイーツを楽しめる。漫画では主人公の1人が、お茶と抹茶ティラミスを堪能した。
 売れ筋は漫画に登場した茶葉のモデルとされる「秘壷蔵(ひこぞう)」。新茶を約4カ月間熟成させて引きだしたまろやかな甘みが特徴という。ティラミスには抹茶をふんだんに振りかけた。
 週末は30組が列をなす。同社の山崎真広副社長は「スイーツをきっかけにお茶にも興味を持ってもらえたら。お茶文化と茶畑の景色を100年先まで残したい」と語る。

いい茶0
メールマガジンを受信する >