掛川市長選立候補者の告示日第一声〈書き起こし〉

 任期満了に伴う掛川市長選(18日投開票)が11日告示され、届け出順に、いずれも無所属新人の東堂陽一氏(65)、久保田崇氏(44)、平出隆敏氏(51)、榛村航一氏(53)、鈴木誠一氏(63)の5氏が立候補しました。各立候補者の第一声を掲載します。
 
①東堂陽一氏
皆さんおはようございます。本日は掛川市長選、市議選、同時選挙でございます。市内では約30の会場で出陣式が行われています。こんなにも多くの皆様に集まっていただけるとは思ってもみませんでした。本当にありがとうございます。今回は私にとって7回目の選挙になります。皆様にずっと支えていただきました。気がつけば市議会議員として2期6年間、県議会議員として3期10年間の活動をすることができました。高い場所からではありますが、心からの御礼を申し上げたいと思います。本当にありがとうございました。先日、掛川市内の若者の皆様による座談会がありました。今回の市長選立候補予定者5人と若い方たちの座談会という企画でした。その中の最後の質問、「市長が代わると何が変わるの?」という質問がありました。市長が代われば掛川市が大きく変わると申し上げました。いや、変わらなければならないんです。松井市政も12年間続きましたので至る所でほころびが出ています。しっかり改革をして発進する必要があると考えています。それをするのは本当は皆様の声なんです。声を聞いて私が掛川市を大きく変えていく。改革していく。選挙はその始まりと考えています。16年間の議員活動で常に考えていたことがあります。掛川市政がしっかりと皆様と向き合っているか。皆様の方を向いているのかということ。皆様の夢や希望をかなえるものになっているのかということ。残念ながらそうではないなと思うことが増えています。公共施設の再配置という大きな課題があります。皆様の声を聞いて、地域の事情も鑑みて実行する必要があります。まちづくり協議会。以前は私も大賛成ではございますけど、実際の機能、役割が十分発揮できているかどうか。あるいは組織のあり方にも課題があると考えています。見直しが必要だと思います。極めつきは家代の里の土地です。間違って売ってしまった。裁判になってしまったんです。裁判費用だけでも200万円かかります。決して市民の方を向いた政治とは言えないかなと思っています。皆様から行政の不公平感を訴える声も多く聞いています。全ての人、地域に公平な市政を展開する事が大事です。掛川市全体の発展を考える。掛川のまちが至る所で元気をなくしています。掛川市の活性も大事な課題だと考えています。私は16年間議員として掛川市内を隅から隅まで歩き回って皆様の声を聞いて参りました。誰よりも掛川の地を、掛川の文化を、そして掛川の人を知っているという自負を持っています。その私ならそれができる。そんな思いで戦って参ります。少しだけ政策の話をさせていただきます。今はまず新型コロナウイルスの感染を収束させることが大事なことです。市役所に総合対策課を設置すること、あるいは総合対策計画をすみやかに策定することを提案して参りました。アフターコロナ、ウイズコロナの時代にはまずは子育て支援と教育の充実、ということを申し上げております。特に子育て支援に関しては、きょうの新聞で国定義の待機児童がゼロになったという報道がありましたけど、目指すものは完全待機児ゼロ。いつでも保育園に入園できる、その体制整備を進めて参りたいと思います。子育てするなら掛川市、教育するのも掛川市と言われるような政策を展開して参ります。二つ目には経済と雇用の安定から発展へということを提案しています。そのためにはまず全産業の成長戦略を策定します。市内企業を支援して参ります。企業誘致も大事です。今ある企業の定着、新しい企業の誘致を図ること。それはトップリーダーの大事な仕事、自治体の生命線でもあると考えています。経済が発展する、雇用が増える、まちが活性化する。大変重要な政策だと考えています。子育て支援と教育が充実し、さらに経済が安定発展していくこと、これがまちの発展の要だと考えています。そういう政策を進めたいと考えています。さらには防災対策や高齢者対策も提案していますが、デジタル化の推進ということもあります。遅れているデジタル化。これからはデジタル化の時代です。時代の要請です。市民生活、行政、企業経営、教育、医療の現場。全てにデジタル化の恩恵が受けられるように、民間の活力も活用して政策を進めて参りたいと考えています。最後には市役所の改革。市民の皆様と向き合った市役所にしっかりと改革していく。財政も大変な時代を迎えます。徹底したビルド&スクラップ、事業を見直して市役所財政の合理化を図りたいと考えています。そんな政策を展開しながら選挙活動を戦って参りますけど、皆様に私のキャッチフレーズとして訴えたいことは、誰にも負けない郷土愛ということを申し上げています。大好きな掛川市のために16年間の経験を生かして、そしてその間に培った国や県との本当の太いパイプや人脈を生かして、徹底した現場主義、今までもこの姿勢を貫いてきましたけど、これからもその姿勢を貫いて参ります。みんなが笑顔で暮らせるまち、夢と希望を持てるまち掛川の実現に向けて皆様の声に真摯(しんし)に耳を傾けて、リーダーシップを持って掛川市の改革を進めていくことをお誓い申し上げます。7日間の選挙戦が始まります。大変厳しい選挙戦と覚悟しています。でも、絶対に負けません。こんなに多くの皆様の後援をいただいています。力強い皆様が私にはついている。決して負けるわけにはいかない。全力で戦って勝利を勝ち取ります。大変厳しい選挙戦です。皆様のご支援を切に、心から、心からお願い申し上げまして、私の出陣の決意表明とさせていただきます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
 
②久保田崇氏
みなさんおはようございます。久保田崇です。このように多数のみなさんに支えられて本日この日を迎えることができました。私は選挙は全くの初めてですので、ここまでくるにも本当にみなさまの力に支えられました。御礼を申し上げたいというふうに思います。そして、今日ここからが、ここからの1週間が本番です。本当にみなさんに引き続きお力添えをお願いしたいというふうに思います。今日は本当にお忙しい中ですね、このようにみなさんにお集まりいただきました。そして、岩手県陸前高田市から、わたくしが大変お世話になってお仕えして、私を弟のようにですね、かわいがってくださった戸羽太市長、戸羽の兄貴がですね、駆けつけていただきました。本当に私はあの東北の地でいろいろなことを学ばせていただきました。あの日々のことを思い出すとちょっと涙が出てきてしまうので、なかなかうまくしゃべないかもしれないんですけれども、本当に困難な状況の中で、極限の状態の中で、トップに立つリーダーシップとはどういうものなのかというものをですね、戸羽市長から学ばせていただきました。家族が被災をして、それでも、まちの復興に向けて先頭に立たなければならない。前向きな笑顔で周りの職員や市民を鼓舞しなければならない。そういう立場でリーダーシップをとられた戸羽市長から本当にたくさんのことを教えていただいたというふうに思います。そして私は、この第二の故郷、陸前高田市での経験がなければ、この第一の故郷、掛川市に戻ってくることはありませんでした。あちらで東北のみなさんが、たとえ長い時間がかかっても、復興を成し遂げて行くんだ。粘り強く、この地で。仮設住宅がせまい、結露をして不便でしょうがない、ペットを飼えないのか。いろんな声をいただきながらもですね、粘り強く、我慢強く復興に取り組んでこられました。仮設住宅が最後になくなったのはこの3月31日ですよ。この10年間、本当に不便な思いをしながら、みなさんが頑張られた。私はこの東北のみなさんの復興にかける思いというものに触れさせていただいて、私もこの掛川のためになにかできないかと思うようになりました。私はそれまでは掛川にもう戻ってこない人間だと自分でも思っていたんです。しかし、東北での経験が私を変えたというふうに思います。そのきっかけをくれたのはもちろん、松井三郎市長です。家が近所というのもありますけども本当にそういうチャンスを与えていただいて、3期12年の礎を作った松井さんのあとを引き継いでですね、私は災害に強いまち、この東北の悲劇をもう繰り返さないまち、そして世の中激変している地方創生という名のもとに、全国で生き残り競争が始まっている。そういう中で、掛川市をもっといい方向に変えていかなければならない。わたくしは、ここにいるみなさんすべてと、一緒に新しい掛川市を作り上げていきたい。みなさん、協力していただけますか。ありがとうございます。今回の選挙戦は本当に厳しい。私は選挙が初めてなのに、なんで5人もでてるのか。隣近所は無投票のところもあるじゃないですか。ということも言いたくなるんですけれども、しかし、私はここにいるみなさんとともに戦えば、絶対勝てると思っています。新しい掛川市を、松井さんが築いた礎の上に、さらに次のステージに進めるために、この水色のジャンパーを着た同級生やボランティアスタッフともに全力投球で掛川市政に挑戦していくことを誓います。今日からが本当の選挙戦の始まりであります。これから選挙カーで遊説に回っていきます。これからの7日間、みなさん、久保田崇にみなさんの力を、みなさんのパワーを、みなさんの勇気をこの久保田崇にお貸しください。みなさんとともに戦っていきます。久保田崇をよろしくお願いします。ありがとうございました。
 
③平出隆敏氏
 皆さんこんにちは。掛川市長候補の平出隆敏です。今日は朝からたくさんの皆様にお集まりいただき、誠にありがとうございます。事務所の設営から様々な準備、後援会の皆様ありがとうございます。温かいメッセージいただきました来賓の皆様、誠にありがとうございます。いよいよ掛川市長選挙、今日告示となりました。今回候補者が5人も出ています。私は4年前から掛川市政の改革を訴えておりました。ところが、ほかの皆さんも最近は改革と言い出しております。中には本来後継者の方までも改革した方がいいと言っていますけれど、私は今回の争点、まちづくり協議会のあり方の問題もありますが、ほかの候補者と違うところは、市民目線かどうかといったところだと思います。なぜなら、ほかの候補者の皆さんは議員さんであったり、副市長さんであったり、市政をいつでも変えられる立場にあったわけです。ですが、この市長選になって改革をしたいと言ったときに、皆さんがどう感じるか。私はそのために4年前に仕事を辞めて市長選に挑んでおります。この点、市民の皆さんに伝わっていけばいいなと思っています。市政一新、一から掛川市を考えていきましょう。今あるいい仕組みを変えてしまおうと言うことでなく、あくまで市民目線かどうかを問うていきたいと考えています。明るい未来、明るい社会はすぐそこまで来ています。是非とも皆さん、市政一新、圧倒的に暮らしやすいまちづくりのため、是非とも最後までご支援のほどよろしくお願いします。
 
④榛村航一氏
皆さんおはようございます。コロナ禍の大変な時期に、多くの方々がしっかり感染症対策をし、このように私の出陣式にご出席くださり、誠にありがとうございます。今日私はこちらに来る前に、父親のお墓参りをし、妻と二人で、今から行ってきますと墓前で報告させていただきました。今朝、86歳になる母親が私の家に来て、「何もしてあげられないけど」、と私の靴を磨いてくれました。うちの父が毎朝、市役所に出かけるときにうちの母が靴を磨いていたもので、今日、私の靴をうちの母が磨いてくれました。今日は結構ぴかぴかです。いつもちょっと汚い靴が、今日は母親の勇気と愛を頂いた、ぴかぴかに仕上がった靴で壇上に上がっております。ここで、このオールスタッフの地で挨拶させていただけるのも深い縁を感じております。オールスタッフは昭和38年、掛川市に五つあった組合が合併し、掛川市森林組合ができました。その時、この桜木にあった製材所を分社化し、ここにオールスタッフ、みんなが株主、全員の会社だという願いを込めて、うちの父親が名付け、当時600名の株主で会社を始めました。私の後ろに巨木があります。この巨木の前で、皆さんと地に足の付いた強い強い根の張った絆のある仲間と、このように出陣式を迎えられること、本当に嬉しく感じます。これからも新しい掛川に向かって、前へ前へ皆さんと進んでいきたいと思います。このオールスタッフの近くには、ご存じのようにスターバックスが来ることになっています。私、その誘致に少しだけかかわらせていただいています。店舗には掛川産材が少しですが使われる予定です。そういった名物がこのオールスタッフの地にまた一つできます。私は今、もう一度しっかり、掛川市を生涯学習のまちづくり人づくりをすることによって、人が輝き人がつながるまち掛川、学びと出会い、気づきと発見にあふれた掛川に、もう一度しっかりと取り組んでいきたいと思っています。昨日遅くまで後援会の役員会が行われ、私が自宅に帰ったら、メッセージが届いていました。メッセージを紹介して、私の挨拶の結びとしたいと思います。
 『熱い男、榛村航一君へ。東京農業大学で同じ時代に林学を学んだ同士の榛村航一君が、このたび市長へ挑戦に立ち上がった。学生時代から熱い心を持ち、正義感が強く、友をけん引する力を発揮していた。事あるときには、大学の出身研究室にも顔を出して、後輩を激励するきめ細やかさを持っている。家族を愛し仲間を愛し、取り巻く環境を良いものとするためには妥協しない、ぶれないビジョンを持っている。私が信頼するところである。人生の友として、私は榛村航一の飛躍を願う。私の脳裏には、固い握手を交わす我ら二人の姿が見えている。その思いを現実のものとするため、いざ出陣だ。榛村航一君、私は心から応援している。東京農業大学学長、江口文陽。』
 このようなメッセージを東京農大の学長から頂きました。今日ここにお集まりの皆さんは、私と志を同じくする熱い人たちだと思っています。この熱き心で新しい掛川に向かって、一緒に前へ前へと歩みを進めていけますことを切にお願いし、私の出陣の決意とさせていただきます。あと一週間、熱く熱く前へ前へ。よろしくお願いします。
 
⑤鈴木誠一氏
選挙を本当なら市議会からが普通だと思うのですが、今回どうしても、僕も年齢的に63なので、大須賀、大東という掛川の中心市街地からはずれたところがさびれていくという感覚が非常に強かったので、市長の方に立候補させていただきました。もう福祉用具と介護用品(の店を)始めてから周辺、全国的にそうかもしれないが、高齢化ということで、特に、この近辺だと病院に行く高齢者の足の問題、買い物に行く、交通のそういう問題、それからもう一つは横須賀高校が池新田高校との統合の問題が出ている。ふるさとがだんだん、姿が変わってきたというのが、私が立候補した原因でございます。本当に選挙を通じて、大須賀、大東が掛川全体の中でどういう位置をしめているのかということが、掛川全体で考えていただけたらいいなと思っています。選挙出て本当に良かったのは、今も僕たすきがないが、基本的なことがわかっていなくて、一からやってきたので、ずいぶん「無理だよ」とか「次にしとけ」という言葉もいただいたし、僕もそうかなとも思いましたが、大きな会社にいたら部下使うとかあったと思うのですけど、幸か不幸かなんとか自分で店を切り盛りしてやってきたものですから、自分の力がそれなりにあったということだと思いますし、皆さんが支えてくれて、今日ここに立候補することができました。ありがとうございます。

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