専門家会議議事録「削除 追加事実ない」 国交相が強調【大井川とリニア】

 リニア中央新幹線工事に伴う大井川の流量減少問題を議論する国土交通省専門家会議の議事録で、福岡捷二座長(中央大教授)の発言内容が大幅に修正されていた問題について、赤羽一嘉国交相は9日午前の閣議後会見で、「議事録を事後に削除したり、追加したりした事実はない」と述べ、議事録は適正なプロセスを踏んだ上で作成したと強調した。
 赤羽国交相は議事録について、事務局の文字起こしに対して各委員から補足や削除の意見をもらい、趣旨が変わらない範囲で反映させて作成すると説明。再度、委員に見せてから公表しているため「問題はなかった」との認識を示した。その上で「大事な会議なので、そういった疑念が生じないように運営していく」と話した。
 議事録では、会議内容の中間取りまとめに関して、委員主体で行うとした福岡座長の発言が、事務局の同省鉄道局が主体になると解釈できる表現に変わっていた。また、福岡座長が一切発言していない内容も記されていた。完成した議事録が委員や傍聴者らに提供される際、内容の改変に関する説明はなかった。

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