川勝知事出馬へ 支援へ動く立民・国民/独自候補擁立探る自民

 川勝平太知事が知事選(6月3日告示、20日投開票)に向け、4選出馬の意向を固めたことが明らかになった7日、各党からはさまざまな反応が聞かれた。知事選について同一歩調を取る方針の立憲民主と国民民主の両党は支援に向けて動きだす。独自候補の擁立を目指す自民党県連は引き続き、擁立作業を進める考えを示した。

知事選に関する記者団の問い掛けに答える川勝平太知事(左)=7日午後、県庁
知事選に関する記者団の問い掛けに答える川勝平太知事(左)=7日午後、県庁

 立民県連の曳田卓幹事長は「リニア、新型コロナウイルスと継続した課題が山積し、現職以外に任せられる人はいない。正式に出馬するなら県連として応援する」と川勝知事を支援する考えを強調した。国民県連の岡本護幹事長は「正式表明すれば、立憲とともに支援する方向で取り組む」と明言した。
 前回選で推薦した連合静岡の中西清文会長は「推薦依頼があれば」と前置きし、「川勝県政の業績を評価し、総合的に推薦の可否を判断する」と述べるにとどめた。
 一方、自民党県連の中沢公彦幹事長は取材に「川勝知事が出る、出ないにかかわらず、われわれは未来の静岡県にふさわしい知事を誕生させたいと一貫して言ってきた。川勝知事について特にコメントはない」と答え、難航を極めている独自候補の選定作業には「引き続き擁立に向けて頑張る」と述べた。
 公明党県本部は直近の知事選に関して自主投票で対応していて、今回も静観する構えを見せた。高田好浩幹事長は、川勝氏の態度表明に関心を示しながらも「政策を見極めたい」と慎重な姿勢を崩さなかった。
 前回選で自主投票とした共産党県委員会は知事選の方針をまだ決めていない。渡辺浩美副委員長は「自民党県政復活を許さない考えは変わらない。川勝氏を支援するかは、正式表明を待って検討する」とした。

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