鳥獣対策LEDを改良 パイフォトニクス、市町などに貸し出し

 浜松市東区の光学機器メーカー「パイフォトニクス」は、携帯型鳥獣対策用LED照明「ホロライト・チェッカーズ」を開発した。1日から、騒音やふん害、農作物被害を受けている自治体や工場、農場向けに貸し出しを始めた。

市町村や工場、農場向けに貸し出されるパイフォトニクスの携帯型鳥獣対策用LED照明「ホロライト・チェッカーズ」=1日、浜松市中区
市町村や工場、農場向けに貸し出されるパイフォトニクスの携帯型鳥獣対策用LED照明「ホロライト・チェッカーズ」=1日、浜松市中区

 街路樹などに群がるムクドリ対策として市と連携して行った実証実験のデータ分析や照射効果などを踏まえ、約900グラムと軽量で持ち運べ、手動で扱える改良版を開発した。
 視認性の高い縦横25点のドット状光パターンを市松模様として高速に反転照射し、人が知覚できない周期で点滅させる。目の応答性が高い鳥獣には点滅して見え、光の刺激を与えることができる。
 消費電力を60ワットに抑え、電力は専用リュックに入るバッテリーから供給する。トリガーを引けば遠方を狙った照射も可能。貸し出し方式で利用者との情報共有を持続し、市場の需要や規模に沿った機能拡充を図るという。
 貸出料は税抜3万円(1週間単位)、同5万円(1カ月単位)、同30万円(1年間)で、携帯型電源やアダプター、リュックとのセット。初年度の目標は年30台で、3年後に年300台を目指す。
 (浜松総局・荻島浩太)

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