息子の周りで流行「うっせぇわ」【こち女ボイス】

 「うっせぇ、うっせぇ、うっせぇわ」。18歳の歌手Adoさんの曲が、小学生の息子の周りで流行しているようです。子どもが突然歌い始めて困惑したという方もいるのではないでしょうか。
 社会に向けて容赦なく放たれる「言葉の銃弾」。初めて聞いた時は気おされましたが、独特の声やテンポの良さは確かに耳に残ります。そういえば私も10代の頃、放送禁止用語を連発しながら叫ぶ英国のパンクロックバンドに夢中になっていました。
 小中高生の自殺者は2020年、統計開始以来最多の499人。新型コロナウイルス禍での環境変化の影響ともいわれます。多くの我慢を強いられてきた子どもたちには今、物理的な「叫び」が必要なのかもしれません。聞いてハッピーになる歌詞ではありませんが、息子が車中で大声で歌うぐらいは大目に見ようと思いました。
 間もなく始まる新学期。コロナ収束は見通せませんが、今年度は自粛ばかりでなく、少しずつできることが増えてほしいと願います。子どもたちがためてきた「我慢」をポジティブなエネルギーに変えられるよう、身近な大人の一層の見守りとサポートが必要です。
 (長島芽生)

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