アミ号長崎へ、沼津港を出港 帆船まつり参加

 長崎市の長崎港で4月23~27日に開かれる開港450周年記念行事「長崎帆船まつり」(同実行委主催)に招待参加するため、沼津市の静浦港を母港とする帆船「Ami(アミ)号」が20日、同市の沼津港を出港した。約1カ月かけて紀伊半島や瀬戸内海、九州の各地に寄港しながら航海を続け、長崎港での入港パレードなどに参加する。

航海の安全を祈る関係者のエールを受けて出港するアミ号=沼津港
航海の安全を祈る関係者のエールを受けて出港するアミ号=沼津港

 長崎帆船まつりは、独立行政法人海技教育機構が所有する「日本丸」や「海王丸」などが一堂に集い、期間中は体験クルーズや船内一般公開、夜間ライトアップなどを実施する。アミ号も親善交流を図る目的で招かれた。
 現地では沼津市の頼重秀一市長から託された田上富久・長崎市長への親書を届ける。本県と長崎県はともに、徳川家康の外交顧問として活躍した英国人ウイリアム・アダムス(三浦按針)のゆかりの地でもあるため、按針研究会の親書を同県平戸市の団体に渡す“任務”も担う。
 沼津港には20日午前、市職員など関係者約20人が駆け付け、航海の安全を祈る旗を振って見送った。アミ号は航海中の寄港先でも見学会やクルーズを開催したり、沼津市の観光パンフレットを配布したりする予定。船長の溜光男さん(72)=函南町=は「人と港をつなぎ、沼津の魅力を広めるという重要な役目を、楽しみながら果たしたい」と意気込んだ。
 帰港は5月中旬を見込んでいる。

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