静岡県民参加「忠臣蔵」いざ 6月公演前にSPAC俳優と稽古

 静岡県舞台芸術センター(SPAC)は6月5、6の両日、静岡市駿河区の舞台芸術公園で県民参加型の野外劇「忠臣蔵2021」を上演する。公募の出演者43人の稽古がこのほど、同区の静岡芸術劇場で始まり、共演するSPAC俳優が演技の基礎から指導している。

SPACの俳優から指導を受ける公募の出演者=静岡市駿河区の静岡芸術劇場
SPACの俳優から指導を受ける公募の出演者=静岡市駿河区の静岡芸術劇場


 1999年に清水港(清水区)、2004年にグランシップ大ホール(駿河区)を会場に、総勢100人の出演で圧倒した大作の再演。劇作家平田オリザさんの台本は、主家の取りつぶしに揺れる赤穂藩の人々をコメディータッチで描く。SPAC芸術総監督に就任する前の宮城聰さんが演出を担い、討ち入りを決める議論におかしみを込めて舞台化した。
 今回の公募の出演者は県内外の10代から80代。うち数人は前回の経験者もいるという。
 稽古はSPAC俳優をリーダーにしたグループに分かれ、語りや所作、劇を盛り上げる楽器の演奏などに取り組んでいる。今回の演出を担うSPACの寺内亜矢子さんと牧山祐大さんは「久しぶりに劇場に人が入り、皆さんからエネルギーをもらう思い。今この取り組みに挑む意味を見つけたい」と話す。
 問い合わせはSPAC<電054(203)5730>へ。
 (文化生活部・宮城徹)

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